アジャイルの世界では、製品とフィーチャーは流動的であると考えられています。小さなかけらがあり、常に回転し続ける食器洗浄機のようなものではなく、 ラバライトのように安定的に、目に見えて変化し続けます。 それでは、ソフトウェアの進化にあり、ラバライトの変化にないものはなんでしょうか?「戦略」です。プロダクトマネージャーの役割はそこにあります。

アトラシアンの Wiki ソフトウェアである Confluence のプロダクトマネージャーとして、多くの顧客と話す機会があることは醍醐味の一つです。優れた製品を開発するという目標に取り組む過程での成功談やチームが抱えている課題について、彼らからさまざまな話を聞くことができます。 

要件に関するチーム間の緊張が障害となることはよくあります。障害を乗り越えるにはどうするのが最善なのでしょうか?アジャイルチームの PRD (製品要件書) はどのようなものでしょうか?そもそも、まだ存在しているのでしょうか?このような懸念があるのは当然ですが、文書化にこだわりすぎると、もっと大きく重要なことを見落としてしまいます。

アジャイル製品管理において重要なのは、顧客の問題を理解することである。そのために手段を選んではならない。

いや、やはりほとんど手段を選んではならないということにしておきましょう。違法行為はお勧めしませんので。何にせよ、穏やかでないことは避けましょう。

アジャイルの世界では、顧客の問題を把握することをどのように捉えているのでしょうか?アジャイル手法では「従来」の方法にこだわる必要はないことを思い出しましょう。プロダクトマネージャーは、顧客のストーリーを設定するために必要な労力を惜しんではなりません。さまざまな実験や探究を経て、コンテキストを想定し、自分自身とチームにとって最適な行動をとりましょう。これは次のことを意味します。

  • 話し合いを行って、紙切れにスケッチを作成できるなら、そうしましょう。
  • 部屋にいる全員 (顧客を含む) を集め、ユーザーストーリーマッピング演習を行ったらどうなるでしょうか?それで問題が十分に伝わるなら、それ以上何かを行う必要はありません。
  • 顧客を訪問して、製品を使用しているコンテキストを観察できるならどうでしょうか?エンジニアやデザイナーを同席させ、顧客の意見や問題点を聞くことができますか?
  • 製品に分析機能を搭載すると、顧客が全体として製品をどのように使用しているのかについて具体的な総合データを取得できます。 
  • 製品を中心とする 3 つの役割担当者 (プロダクトマネージャー、エンジニア、デザイナー) による簡単なスタンドアップで、その場でスケッチ、話し合い、意思決定を行うことも可能です。
  • さらに詳細を求めるなら、主な利害関係者を集めてワークショップを開き、ホワイトボードによる図表化や文書上のプロトタイピングを行って、問題とその解決方法を探りましょう。

これでおわかりになったことと思います。これまで、プロダクトマネジメントとはほぼ要件書作成のことを指していました。無理もありません。20 ページ、50 ページ、あるいは 100 ページにも上る PRD の作成にはかかりきりの作業が不可欠です。しかし、アジャイルの世界で重要なことは、要件書の作成は顧客の問題を明確にし、伝えるための多くの方法の一つにすぎないという点です (事実、私は要件書の作成を回避しようとしています。ユーザーストーリーを細かくわかりやすいユーザーシナリオや問題の説明に分ける場合、私たちは通常、課題管理システムである JIRA Software を使用します)。

このセクションの続きでは、顧客インタビューに関するヒント、要件の定義および共有のための簡単なアプローチなどについて説明します。次のページもぜひご覧ください!

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