ミーティングあるいは「セレモニー」はアジャイル開発の重要な部分です。ですが、それらは多くの重要な要素の 1 つに過ぎず、単独で実施すべきではありません。(ウォーターフォールプロジェクトにいくつかのセレモニーを追加してそれを「アジャイル」と呼ぶことは魅力的ですが、何の結果ももたらしません。)

アジャイルの各セレモニーをご覧になり、それがどのようにしてチームに力を与え、アジャイル開発を促すかを理解してください。 

>> Put these ceremonies into practice with this interactive tutorial

注: これらのセレモニーの多くはスクラムのプラクティスからきています。アジャイルを実施するための、反復的で、時間で区切るアプローチです。これらのセレモニーの背後にある概念は、カンバンやリーンなどの、その他の形式のアジャイルにも適用できます。「スプリント」はスクラム固有の用語です。他の形式のアジャイルでは、より一般的な用語である「イテレーション」を使用して、開発における区切られた期間を示します。 

スプリント計画

参加者

必須: 開発チーム、スクラムマスター、プロダクトオーナー

タイミング: スプリントの開始時。

時間: 通常、イテレーションは 1 週間に 1 時間です。例: 2 週間のスプリント キックオフの場合、2 時間の計画ミーティング。

アジャイルのフレームワーク: スクラム。(カンバンチームももちろん計画を立てますが、正式なスプリント計画とともに定期的にイテレーションを実施するわけではありません。)

目的: スプリント計画では、スプリントを通じて成功に向けてチーム全体に準備を促します。ミーティングに参加したプロダクトオーナーは、優先順位付けされた製品バックログが得られます。彼らは各項目について開発チームと話し合い、そのグループは取り組む作業について共同で見積もります。次に、開発チームは製品バックログからどれだけの作業を完了できるか、大まかなスプリント予測を行います。そして、それらの作業がスプリント バックログになります。

プロからのヒント: スプリント計画ミーティングを活用し、完了する必要がある作業の詳細を具体化します。チームメンバーに対し、スプリントに含まれるすべてのストーリー、バグ、タスクに対し概略を説明するよう要求します。話し合いを行い、アクション計画に関するコンセンサスをとります。効果的な計画を行うことで、チームがスプリントのコミットメントを果たす可能性が高くなります。 

毎日のスタンドアップ

参加者

必須: 開発チーム、スクラムマスター、プロダクトオーナー
オプション: チームの利害関係者

タイミング: 1 日 1 回、一般的に朝。

時間:15 分未満。会議室を予約して座ってスタンドアップを実施してはいけません。立ったまま実施することはミーティング時間の短縮に役立ちます!

アジャイルのフレームワーク: スクラムとカンバン。

目的: スタンドアップはチーム全体で何が起こっているかをすばやく全員で共有するために行われます。状況の詳細を述べて議論するミーティングではありません。トーンは軽く楽しくしつつ、有益なものにする必要があります。各チームメンバーに次の質問に回答してもらってください。

  • 昨日何を完了したか?
  • 今日何に取り組むか?
  • 何かにブロックされていることはあるか?

同僚の前で昨日完了したことを報告する暗黙の説明責任があります。常に同じことを行い、進歩しないチームメンバーには誰もなりたくなりません。 

プロからのヒント: チームの中には全員が時間通りに実施できるよう、タイマーを使用しているところもあります。ボールをトスして全員の注意を引くようにしているチームもあります。分散型のチームの多くは、距離を埋めるため、ビデオ会議やグループチャットを使用しています。あなたのチームはユニークです。あなたのスタンドアップもそうであるべきです! 

イテレーション レビュー

参加者

必須: 開発チーム、スクラムマスター、プロダクトオーナー
オプション: プロジェクトの利害関係者

タイミング: スプリントまたはマイルストーンの最後。

時間: 30 ~ 60 分。

アジャイルのフレームワーク: スクラムとカンバン。カンバンチームのレビューは一定の間隔ではなく、計画と同様に、チームのマイルストーンに合わせる必要があります。

目的: イテレーション レビューはチームの作業を紹介する時間です。「デモフライデー」などのカジュアルな形式や、より正式なミーティング形式で行うことができます。チームはここで自分たちの成果を祝い、イテレーションにおいて完了した作業を示し、プロジェクトの利害関係者から即座にフィードバックをもらいます。完了し、レビューで紹介する準備が整ったと見なされるには、完全にデモンストレーションが可能で、チームの品質基準を満たしている必要があることをお忘れなく。 

プロからのヒント: Atlassian では、スプリントレビューに対してカジュアルなアプローチを取り、お祝いムードをつくります。チームメンバーの机の周りに集まり、新しいフィーチャーのデモを見ます。オフィス全体に拍手が聞こえるのも珍しくはありません。 

Retrospective

参加者

必須: 開発チーム、スクラムマスター、プロダクトオーナー

タイミング: イテレーションの最後。

時間: 60 分。

アジャイルのフレームワーク: スクラムとカンバン。スクラムチームは、一定の期間ごとにスプリントのふりかえりを実施します。カンバンチームも、時折ふりかえりを行い役立てます。

目的: アジャイルでは、製品および開発の文化をよくするため、すばやいフィードバック得ます。ふりかえりは何が上手く行き、何が上手く行かなかったかをチームが把握するのに役立ちます。

ふりかえりは、アクションを行わずに苦情を伝えるだけの時間ではありません。ふりかえりを使用して何が上手く行っていたかを見つけ出し、チームがそれらの分野に引き続き集中できるようにします。また、何が上手く行かなかったかを見つけ出し、クリエイティブなソリューションの発見とアクション計画の作成に時間をかけます。継続的な改善により、アジャイルチームは開発を維持して前へ進めます。ふりかえりはその重要な部分です。 

プロからのヒント: チーム全体で物事が上手く運んでいたとしても、ふりかえりを止めないでください。ふりかえりは、チームにとって、物事を上手く進めるためのガイダンスを提供します。 

中には、アジャイルのセレモニーによってチームが劇的にアジャイルになると考えている人もいますが、それは間違いです。

チームのアジリティは、確かなエンジニアリングのプラクティス、変化に対する戦術的で戦略的なアプローチ、および優れたチームコラボレーションの上に構築されます。アジャイルのセレモニーは単に、チーム全体のコミュニケーションを促します。

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